エース高原を外した決断が、不振の浦和に流れをもたらした。今季初先発した田中達の縦への動きが奇襲となる。前半3分、長いパスに反応して相手DFの裏をつき、折り返しを受けたエジミウソンが左足で先制。小兵の細かい動きに、F東京の守備陣が混乱した。 エンゲルス監督が「完ぺきに近かった」と振り返った前半の好機に、ほとんど絡んだ。前線で起点となってエジミウソンとポンテを生かし、素早い飛び出しとの落差でリズムを変えた。「全員攻撃に全員守備。それを忘れないように」。前線から掛けたプレスが、公式戦5連敗中に16失点した守備も落ち着かせた。 だが、故障が完全に癒えず、万全とはいえない田中達が後半9分に退くと、流れ...