1次リーグで強豪イタリア、フランスに快勝し、一躍優勝候補に浮上したオランダだったが、幕切れはあっけなかった。優位に立ったセットプレーで後半残り4分、一度は追い付いたものの、今大会最大の武器だった速攻は封じ込まれた。 「これまでの3試合のようにプレーできなかった。理由は分からないが、緊張したのかもしれない」とファンバステン監督。「死の組」と呼ばれた1次リーグを突破し、目に見えない達成感があったのかもしれない。今回は最近のオランダ代表にない結束の固さも売りだったが、一大会を戦い抜く難しさを漂わせた。 43歳の指揮官は今大会を最後に退任する。試合が終わると、自身に指導者転向を促したという敵将ヒディ...